なんでニュージーランドに来たのかな?

2015年11月23日(月)

今日は、昨日の疲れが取れないから学校休み、と昨日寝る前から決めていた。

でも6:30になぜか目覚ましが鳴ってHが起きだし、学校行きたいって言うから
仕方なく行くことにした。やっぱサボりを教えちゃいかんよね、、、

オークランドに来てからもうすぐ3ヶ月。こちらの生活にもだんだん慣れてきて(どこに行けば何が買えるか覚えてきた、というレベルですが)、やる気のない(いや、やる気はあるかもしれないけど、そのやる気は、やる気があるとは私は言わない)仕事人たちに諦めることを日々教えられ、Queen Street を歩けば、ん?ここどこだっけ?と日本にいるような感覚の、所在不明の自分に気づき、特別気を配らなくても治安も良いし、ひったくりも見たことないし、普通に暮らしていれば1日が何となく終わっていくようになった。

そうすると、なぜニュージーランドにきたのか、その理由さえも日々の生活の中で薄れてきているような気がしている。

なぜ薄れるかって、、、毎日が SO SPECIAL
もちろん、楽しいことばかりじゃないけど、
それもこれも
あいつもこいつも
ぜ~んぶ、SPECIAL
(苦笑いも笑いのうちなのだ。)

なぜかというと、たとえば(IELTSの勉強の影響大)
クラスメートは自分の夢に向かって頑張ってる子たち。
彼女たちのお母さんと私はほとんど同年齢。
勉強もろくにせず、クラスメートのお母さん役をしちゃってる私。
OH, So Special!!!
だいじょうぶ、あなたならできる!って、励ましちゃってる私。
なんだかみんな元気になるらしい。
頑張ってる若い子たちを応援したくなっちゃう
年だな、、、
みんなお母さんのことすごく気にかけてて、
お母さん大好きなんだよね。
(なぜかお父さんは話題にのぼらないこれも万国共通らしい
お母さんが寂しがってる、、、ってとっても心配してる。
だから、お母さんの立場でアドバイスしてあげるんだ~。
英語はしょぼいけど、ハートはでっかい私。
たとえ寂しくても、頑張るあなたを応援するのがママの幸せよ~って。

No Worries 

そうそう、だから私のママも頑張ってる私を見てるとしあわせなんだよ~、きっと。

と、自分に言い聞かせる私。

ダメよ~、ダメダメ

去年の12月1日に流行語大賞のノミネートがあって、
もしこれが大賞を取ったら日本を脱出しよう、なんて冗談半分に言ってた約1年前。
今日という日が来るなんてその時は夢にも思っていなかったな。

何でも笑っとけばオッケー、空気読んで、やばいって言っとけば当たり障りないし、
議論しないで、ノーって言わないで、つまらないギャグにも笑って、
面白くない芸人ばかり出てるくだらんバラエティー番組ばっかのTVにあきあきして、見えないものは見ようともしない社会に嫌気がさして、それを言葉にしてはいけないという風潮にも、言葉にしない自分も嫌で、黙っていれば丸く収まるし、余計なことは言わない、考えない、みんなと同じが一番良い、そんな環境で子どもたちを育てたくなくて。
悪いことばかりじゃない、良いこともいっぱいあるけど、世界は広い、選択肢はたくさんあるってことを、肌で感じてほしかった。人生に、成功とか失敗とかそんなものはなくて、何を選択して、どう生きるか、どの環境でいかに生きたいか、選択肢を広げてあげたかった。

まぁ、私自身、若い頃からかなりはみ出してたから、、、
時はバブル少し前、雇用機会均等法も整い、女子大生は引く手数多。コネさえあればどんな会社にも楽勝入れる超極楽就活 

でもさ、どーーーーーーーしても、あのリクルートスーツ、着たくなかったんだよね。
今は黒のスーツだけど、あの頃は紺のスーツでさ、バッグも靴も黒。なんだよみんな~、今までと随分ちがうし、すれ違っても誰だかわかんないよ
数あるコネも断り、調子に乗って自力で仕事ゲットしたる!なんていきがったけど
どこの会社説明会に行ってもリクルートスーツ着てないの私ひとりだった、、、
当然、自己主張強そうな奴は受け入れてもらえないんだ。いいよ、入ってやらないから。
なんて思ってたけど、落ちた理由はそれじゃないかもしれない
今も何にも変わってないよね。

きもっ

って感覚を分かち合える人は少ない。

私の価値観を子どもに押し付けてるのかもしれないけど、
いいのいいの
そのうち、ママの考え方間違ってる、ってちゃんと言うから。
そういう血が流れているから。恐るべしDNA。

だから、このさきどうなっていくかはわからないけど、どうなっても成功とか失敗とかないし(これはニュージーランドに来るって考え出してから得た価値観です)、ただ、親として子供達の選択を支えられるものは用意しておいてあげようと思うわけです、18歳までは。それ以降は、ごめんね、自力でなんとか生きていってください。
Yes, you can do it

ということで、ニュージーランドに来た意味、再確認。
わかる人にはわかる、わからない人にはわからない。
これでいいのだ~~~~~~
   

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