ニュージーランド、オランダ、ドイツ、まる3年が経とうとしてますが
今日は、3つの国に子供2人と滞在してみての感想ね、書きます。
親子留学増えてきましたね。
とっても喜ばしいこと!!!
と、個人的には思いますよ。
短期留学なら、ご主人の理解、周りの人の理解も得やすいと思いますが、
長期となると、
賛成してくれる家族、
なかなか難しいですよね。
短期なら気軽に行かれるから、
学校の長期休みを使っていけますよね。
幼稚園のうちなら、
まるまる海外で子育てもあり。
うちは母子3人で留学、
パパ一人で日本で頑張ってますが、
なんと言ってもパパは寂しいですよ。
海外で楽しんでる私たちはいいけど(実は大変なことも多い)
それを支えてくれるパパあってこそですからね。
おばあちゃんも寂しい。
週に1回のスカイプでなんとかしのいでるけど、
やっぱりリアル家族、リアルおばあちゃんと孫、
これに勝るものはない!
最初は理解してくれてると思ってたパパも、
日が経つにつれ寂しさもつのり、
耐えきれなくなってしまう人だっています。
そんな時、
家族として、妻として、
どういう選択をするのか、、、
・みんなで日本に帰る。
・子供は単身留学で残して、妻だけ帰る。
・バッサリ夫を切り捨てる。
・パパも海外で一緒に暮らす
3番目の選択肢、自分に経済的余裕がないとできない
4番目、これいいです! パパが海外で仕事を見つける、というのが条件
海外生活はお金が頼り!
部屋を借りるのだって、前金6ヶ月払えばOKとかあるし、
車買うときだって、現金いくら持ってんの? ってかんじよ。
何が信用につながるかって、やっぱりお金。
だって、見ず知らずのアジア人、
いろんな人種が入り乱れてる国で、
信用してくれ、って言ったってそりゃ無理な話。
まして、難民問題で揺れるヨーロッパは
滞在ビザとるのだって、、、
日本にいると、当たり前に毎日そこで暮らせるけれど、
海外に出たら、滞在ビザが命綱。それとお金。
海外母子留学、思った以上にお金はかかるし、
戦わなくちゃならないことも多い。
そんな3年間でしたが、それぞれの国の感想をまとめてみたいと思います。
まず、ニュージーランド。
ここは、母子留学に一押しの国です。
子供は現地校にインターナショナル生として通い、
ママは学生、もしくはガーディアンとして一緒に滞在できます。
オススメは、ママも学生かな。語学学校に通うか、専門学校に通うかだけど、
専門学校だと結構スケジュールびっちりだし、勉強もしないといけないので、
かなり大変です。語学学校だと、勉強はするけどね、そんなにハードじゃない。
それに、お友達もできやすいので楽しめる。
お金がもったいない、という人は、ガーディアンビザで。
こちら、条件はあるけどバイトもできるしね。
子供の教育メインなら、やっぱりガーディアン滞在が気楽です。
時間の余裕&お金の余裕=心の余裕=楽しい海外生活
1年間の子供の学費、100万円くらい。
学校によっても学年によっても違います。
ちなみに、MとHが最近通ってたWestern Springs Collage,、
年間学費120万くらいです。
その他、保険とか、登録費とかかかるから、、、
単身で、ホームステイで行くなら、プラス150万、
お小遣いも含めたらこのくらいかかると思います。
ずいぶんかかりますよね〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
ホント、これなら日本でインター行かせた方がお金かからない〜〜!!
それでも、私がニュージーランド一押しなのは、
・治安が良い
・人が優しい
・留学生の受け入れ体制が整ってる
・留学生に慣れてる
・英語圏
・日本食が手に入りやすい
・日本との時差が少ない(3〜4時間)
・いろんな人種が入り乱れてる割には平和
日本人やアジア人がいないところ、って、思ってる人多いですけど、
困った時に親身になって助けてくれるのは、同じ日本人、アジア人、
移民の人達ですかね、、、個人的にはそう思います。
それに今時、どこに行っても中国人とインド人、アラビア人は必ず、
たくさんいます。
二押しは、オランダ。
こちら、母子留学、という形にはならないです。
なぜかというと、お母さんは起業して社長さんにならないといけない。
個人起業主としてオランダで仕事をする。
そのために、子供を連れてくる、という形になるんです。
日本人はオランダで起業しやすくなってます。
何か自分でできる仕事で起業して、子供を帯同。
起業の条件は、たくさんの方がブログなどどしょうかいされてるので、そちらを参考にしてくださいね。
で、子供の学校ですが、
現地校。現地校だと学費無料。オランダ語です。子供の年齢が低ければ、そのまま現地校のクラスに入れますが、年齢が上がってくると、まずは、準備クラスに入り、オランダ語ができるようになったら現地校のクラスに合流します。その間、1〜2年。
インターナショナルスクール。こちら、学費は様々ですが、たっくさんあります。
個人的には、子供の年齢が低ければ現地校、うちみたいに12歳過ぎてるならインターをお勧めします。
オランダ二押しの理由
・オランダ語ができなくても英語だけで生活できる
・ビザ更新時に収入の規定がない
・外国人に慣れてる人が多い
・多くの手続きがOnlineでできる(英語版もある!)
・街が綺麗
そして最後はドイツ。
ドイツーベルリンーで、MとHは現地校の準備クラスに通ってました。
授業料無料。ドイツ語ができるようになったら現地校クラスに合流。それまで、オランダと同じく1〜2年かかります。
インターは200万円くらいかかる。。。収入によって授業料が変わってくるインターもあるので、選択肢は多いですが、インターと言ってもいろいろあるので、人の言葉を当てにしないで自分で見て回ったほうが良いです。
ドイツが三押しなのは、6ヶ月しかいなかったから。
私自身、よくわかってないんですよね。
MもHも1年で準備クラスを終わり、その後、ギムナジウムに進学する予定ではいましたが、
結局現地の学校に、ドイツ人と一緒に通ってないから、
本当のところどうなのか、自分で見てない。
だから、何にも詳しいことは言えないです。
年齢が上がってからの現地校留学は、結構厳しいと思いますが、
ずっとドイツでやっていく、という覚悟があるなら、
現地校がいいと思います。
やっぱり、ドイツに住むならドイツ語が絶対に必要!!
学費無料だからお財布にも優しい。
ドイツの準備クラス、どうなの? って、よくご質問受けますが、
準備クラスは楽しそうでした。
こちら、住むエリアによって通う学校が決まるので、
自分で学校は選べません。
少しでも環境が良い地域の方が、学校も穏やか。
これは日本と同じ。いえ、どこの国でも同じ。
公立の学校に関してはどの国でも同じ。
別の地域の学校の噂も耳にしましたが、大変そうな地域もありました。
だから、家賃が安い、という理由だけで部屋を借りると、
大変なことになりかねないです。
現地事情をよく知る方にご相談されるのが良いです。
あ〜、、、現地事情をよく知る人が信用できるか、
その人の情報が最新か、、、ってところが問題ですが、
こちらもおいおい書いていきますね。
お急ぎの方は個別に連絡くださいね〜。
ドイツもオランダと同じく、お母さんが起業するんですよ。
そして子供を帯同。
フリーランサーとして日本で仕事してる人は良いのですが、
そうでなく、1から起業となると、ビザとるのにテクニックが必要。
オランダとドイツ、同じ個人事業主なんですが、
今のところ、一番大きな違いはビザの更新時。
オランダには収入の条件がありませんが、
ドイツには、収入制限があります。
一定以下だと更新できない。
あなた、食べて行かれませんよね、ということ。
どこの国もお荷物抱えたくないですし、
そうでなくても難民問題でヨーロッパ大変なので、審査は厳しいです。
ドイツ(ベルリンですが)三推しの理由
・ビザ更新時に収入制限あり
・海が遠い
・さむ〜〜〜い
・英語が通じにくい
・手続きが日本のように面倒(役所、銀行等、必ず予約を取って出向かなければならない。サイトはドイツ語オンリー。例外あります)
・街が綺麗じゃない(オランダと比べてます)
・クリスマスマーケットが楽しい
・パンが美味しい
・個人主義〜良くも悪くも、個人の意見を強く主張する
どの国も、もっと長く住んだら印象も変わってくるんでしょうね。
あと、友達に現地の人がいるとかね。
母子で1年程度生活してみたらこんなかんじだったよ〜、程度ですが、
少しはこれから海外に出られる方の参考になれば、と思います。
同じヨーロッパでも、南と北では全く違う!!!
オランダもドイツも北ヨーロッパの国なので、
ラテン系の国とはかなり違います。
笑顔が少ない。圧倒的に少ない!!
これに慣れるまでに時間がかかるけど、
人が意地悪、というわけではないので、
くじけないようにしてくださいね!!
夏場は、比較的みんなにこやかかな、、、
太陽光と笑顔の数は比例するのだ!!
まとめると〜〜〜
一押しはニュージーランド。
人当たりが優しいので、初めての海外生活にはオススメ。
二押しはオランダ。
英語で生活出来る。笑顔の少なさには目をつぶる。。。
ドイツは、海外生活慣れてる人向き。
ドイツ語できないと厳しいかも。英語は必須。
ご飯は美味しい。お財布に優しい現地校。
どこの国に行っても、
日本じゃないので、
日本みたいなサービスは期待できないです。
メールが24時間以内に帰ってくると思ったら大間違いで、
ニュージーランドは、「忘れてたわ〜」が当たり前。
オランダは、電話しないとダメ。メールに返事が来たら
奇跡と思っていいかも。
ドイツは、メールに返事がないのはOKの印。
だと思っていたら痛い目にあうので、やはり電話を!
それより確実なのは出向くこと。
行けばなんとかなる(対処の仕方がわかる)のがドイツ、
電話でなんとかなるのがオランダ。
忘れられてることが多いニュージー。
何れにしても、日本のように、お客様は神様、ではないので、
自分のことは自分で解決していかないと、
待ってても誰も、何にもしてくれません。
メールに返事がないなら電話する、
電話してもダメなら直接訪問。
しかも、人によっていうことが違うので、
最低3人には確認しろ、というのが、
どこの国でも暗黙の了解事項みたいです。
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